2011年11月23日

ニッポンの課長はがんばってます

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀「不屈の課長、情熱を力に」を見て、思ったことです。

今回の主人公は、総合商社の課長、片野裕さんです。45歳で、メタボの一見「にこにこ」おじさん。番組の中で、だんだんと彼の真価が明らかにされます。

中国のレアアース輸出規制がとりざされた問題を救ってくれました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/1121/index.html

以下、かれが商社マンになって間もないころのエピソード、

 日本のホテルや料亭の床に使う石材をインドネシアから輸入し、日本での販路を開拓する仕事の担当になります。日本の石材業者に売り込みに走り回り、業者の言い値で引き受け、インドネシアには、値下げをお願いします。ところが、現地(インドネシアの採石所)で現地の貧困さにショックを受けます。

 採石所で働いている人の息子たちが、学校にも行けず石が切り立つ場所にはだしで立っているのです。「商社員は、ただ品物を右から左に流して利益を得ているだけでよいのか?」悩みます。知人に打ち明けると、

 「自分をだましたらだめだよ」
 
 最初は、その意味がわかりませんでしたが、「サラリーマンの自分ができることはないと信じ込んでいた」「自分で自分に嘘をついてはあとで立ち直れない」と気づいて、猛然と動き出します。

 ・インドネシアとは、相場に見合った価格で取引をする

 ・日本全国の石材業者に電話を掛けまくり、興味を示されれば飛んでいき、受注に結び付ける
 
 ・この価格で売れれば売れるほど、子供たちにお金が届くはず・・

そして1年ほど後で、うれしい話が舞い込みます。「子供たちは学校に行き、自転車を乗り回しているよ」と。

 かれは決心がつきました。「商社マンでやっていこう」「誰かを幸せにしたい」「どんなに小さなことでもいいから、自分にできることをがむしゃらにやりぬこう」このサラリーマン哲学が、ゆるぎない信念として生まれます。

最近のエピソードでは、リチウムの枯渇が予想されるなかで、アメリカへ可能性ゼロの交渉に向かいます。「日本のモノづくりの将来を守る」との信念のもと、悲壮な覚悟で、切り札を出します。結果は、うまくいきました(拍手)

片野さんの、プロフェッショナルとは、「お前に何ができるか」を常に考え続け、「自分はこんなもんだとあきらめずに、自分を信じて、自分に嘘をつかずに、がむしゃらに、自分の目標や夢に向かって走り続けることができる人」

ニッポンの課長さんは、昔も今も、がんばってます。
これからも、がんばりますよ!


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私が商社の課長さんにお世話になったときの記憶。

30年ほど前で入社間もないころ、初めて開発を担当した通信装置をニュージーランドに納めに行った時、一日の仕事が終わり、食事でスープを夢中で食べていると、お世話をしてくださる現地駐在の住友商事の課長さんから、「スープは音を立てずに食べるんですよ」と、やんわりご注意。

忙しいのにマナー指導までしてくださり、ありがとうございました。ちょっぴり恥ずかしく、とても懐かしい思い出です。


昔から、ニッポンの課長さんはがんばっていました。
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タグ:商社マン
posted by 泳登(えいと) at 19:20| Comment(0) | メディアの話題から | 更新情報をチェックする
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