富士山のマイカー規制ってユネスコ(世界遺産)対応だったんだ!?

今日は富士山の登山者抑制策の話題から感じたことを書きます。

ひごろマイカー規制を苦々しく思っている立場なので、
一部に思い込みや過激な発言が含まれているかと思いますが、ご容赦を。


さて、読売新聞6月24日朝刊の社会面に
「登山者抑制策 報告期限迫る」という記事が載りました。

2年前に富士山が世界遺産に登録される際に、ユネスコが、
登山者数の抑制を含めた環境保全対策などの報告を求めた。、

報告期限が来年の2月に迫っている。

中堅報告した登山者抑制策として実施中のマイカー規制は、
ユネスコには受け入れられなかった。

ほかの決め手になる案が出てこないで困っている。
といった内容です。


マイカー規制の本質

ここで、私が感じたこと。

だれが本気で、マイカー規制を登山者抑制策としたの?


マイカー規制というのは、マイカーは麓の駐車場に停めて、
シャトルバスに乗り換えて5号目まで行きなさい。というもの。

そうすれば、シャトルバスや、観光バス・タクシーは
スイスイと5合目までいけます。


マイカー規制以前のシーズンの日中は、車の数珠繋ぎ、
5合目の駐車場から溢れた車が、延々と路上駐車。

そのため、下りてくる車と上る車とが互いに障害になって
何時になっても先に進まない状態が続いたと聞きます。

これでは上に行ける人数に限りがあります。
観光バスや観光タクシーを5号目にどんどん送り込みたい。

そのためには、邪魔なマイカーを排除したい。
というのがマイカー規制の本質だと私は思います。


繰り返しになりますが、

マイカー規制で道路を開放することで、思うままに、いくらでも、
登山客をシャトルバスで送り込めるようにもなりました。


極端に言うと、マイカー規制は登山者数増加策にもなりかねません。
こういうところをユネスコが見抜いたかどうかは不明です^^


マイカー規制は登山者抑制に効果があったか?

読売新聞の記事の内容に戻ると、

富士スバルラインのマイカー規制を前年より22日長い53日間とした。
この効果もあり、
昨年7~8月の登山者数は24万人あまりで、前年より21.6%減った。

とあります。この効果が、でなしに、この効果も
に着目しましょう。


ネットで情報検索。ありました。関東地方環境事務所の報道発表資料
平成26年夏期の富士山登山者数について(お知らせ)

http://kanto.env.go.jp/pre_2014/0929a.html

要約すると、

平成26年7月1日から9月14日の、
富士山8号目での登山者数の合計は28.5万人

平成25年7月1日から8月31日の
登山者数と比較して約2.5万人減少

これについては、以下の3つの要因が複合的に影響したと推測される。

・残雪により、登山道の開通が遅れたルートがあった
・富士山地の梅雨明けが7月21日と前年より2週間遅く、
 8月10日の台風11号などで、週末やお盆の天候が登山に適さなかった。
・5号目へのマイカー規制の日程が延長された。

となっています。


個人的には、このデータから見ると、

マイカー規制が、登山者抑制に効果があるかはわかりません。
天候の影響のほうが大きいのかなと思いました。

雪や、天候、マイカー規制は複合的な要素ですが、

かりに、平成26年の梅雨明けが平成25年なみで、
週末やお盆の天候が登山に適していたら、

マイカー規制の延長効果で、バスやタクシーの通行量が増え、
登山者数は激増していた可能性がありました。

と言い切ってしまいましょう!


ご来光目当ての登山客は例年通りだった

読売新聞の記事の内容に戻ると、

ご来光目当ての登山者が夜明け前に殺到し、
山頂付近が混雑する状況は変わっていない。


この事実が物語るのが、

マイカー規制をやっても
登山客が多ければ、シャトルバスやタクシーで簡単に送り込める。

でしょうか。

ご来光目当てであれば、多少天候が悪くても皆登りますからね!


^^(苦笑い、それともしてやったり?)


今回の記事は、以上のようにまとめてみました。



ほかにも

富士山を
観光資源で求められていることと
世界遺産で求められることとでどう両立させるか

というテーマでは、思いつくこともありますが、

大きすぎるので、切り出し口を思いついたら、その時書きます。

長文お読み下さり、ありがとうございました。

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